「webライターに興味があるけどキツイことってあるの?」
「現在進行形でライティングが辛い!」
「現役webライターのリアルな意見が聞きたい」
わたしは現在、フリーランスのライターとして活動していますが、副業としてライティングをしていた時期もあります。
どちらの経験も活かして、リアルな情報をお届けするのでぜひ参考にしてくださいね。
フリーランスの生活については下記の記事にまとめています。
webライターになってキツイこと8選
さっそく、キツイこと8選をピックアップしてみました!
(もともと5選の予定が気が付いたら8選に…。汗)
ひとつずつ、具体的な内容と乗り越えた方法もお伝えしていきますね。
1.文字単価が上がらない
おそらく多くのwebライターがぶつかる壁だと思います。
具体的には?
最初にwebライターとして対応した案件は文字単価が0.5円前後でした。
そのため「書いても書いても稼げない」状況に…。
当時は「経験がないから仕方ない」と思って続けていましたが、やはりある時「もうやだ!!!」と爆発…。
お仕事は「好き」だけでは続けられないとあらためて実感した出来事です。
また、副業のときだったので良かったのですが、本業だと生活費がかかっているので、精神的にもっとキツクなっていたのではないかと思います。
乗り越えた方法は?
とてもシンプルですが「文字単価1円以上の継続案件に応募」しました。
それまでは「文字単価1円なんてwebライターのベテランがもらう金額だ」と思っていましたが、とにかく一度挑戦してみようかな…という気持ちになったからです。
今となっては、もっと早く1円以上に絞り込めば良かったと思っています。
もちろん、1円以上の仕事に合格するために「プロフィールの充実」「応募数を増やす」「サンプル記事を用意する」などの行動は起こしています。
誤解を恐れずにお伝えすると、基本的な日本語が書けるのであれば「文字単価1円以上」は想像以上に高いハードルではありません。
(決して「簡単♪」と言っているわけではないです)
まだ応募すらしたことがない方は、ぜひ一度チャレンジしてみて欲しいです!
2.継続案件が突然なくなる
webライターである以上、仕事が突然なくなる可能性は常に考えておいた方が良いでしょう。
収入減少に繋がるため、本業で活動している方にとってはとくに大きな問題です。
具体的には?
クライアントから「能力が基準に満たない」と判断されるパターンだけではありません。
「社内の方向性が変わって別事業に注力することになった」「必要な記事数に達した」など、クライアント都合も含めてあり得る話です。
あらかじめ「契約期間の目安は6ヵ月間」「来月がラスト」など教えてくれるクライアントさんもいますが、突然依頼が来なくなるケースもあります。
webライター側としては、別の仕事を入れた方が良いのか判断に迷うため、もし継続案件の依頼が来なくなった場合は今後早めに先方へ確認しておきましょう。
乗り越えた方法は?
乗り越えるというよりは、対策として1社のみとの契約にならないようにしています。
常に3~4社から継続的に依頼をもらえる状況をキープしています。
- A社⇒6万
- B社⇒5万
- C社⇒4万
- D社⇒2万
イメージとしてはこのような感じです。
また、自由に納品本数を決められる案件もひとつ以上入れておくのが理想です。
(かりに1社との契約がなくなっても、収入を調整できるから)
もちろん、大前提として、「質の高い記事を書く」「スムーズなやりとり」「納期を守る」なども心掛けています。
3.ジャンルによっては苦痛
webライターが担当できる記事のジャンルはとても幅広いのが魅力!
例えば美容・スポーツ・エンタメ・料理・ライフスタイルなどなど。
しかし、あまり興味のないジャンルについて調べていると、苦痛になることもあります。
具体的には?
とくに注意したいのが、苦手分野の知識を必要とするジャンルです。
文字単価が高めに設定されていると「調べながらなら自分にも書けそうだから応募しよう」と思ってしまうことも!
わたし個人の話だと、家電製品系の記事を書くときに辛かったです。
他サイトや説明書を読んでも「出てくる言葉の意味自体が良く分からない」状態。
もちろん、都度調べて書き上げましたが時間と労力がかかりました。
「数をこなせば慣れるはず」と思って続けたのですが、結局状況は変わらず…。
一方、家電大好き!な方にとっては夢のような案件だと思うので、やはり自分と相性の良いジャンルに携わることも大切だな~と思っています。
乗り越えた方法は?
乗り越えるというよりは「避ける!」です。
ただ「あまり詳しくはなかったけど、ライティングを通して興味が沸いた」なんてケースもあります。
なので、苦手意識がないジャンルであればどんどん応募するのが良し!
最初から「ちょっとな~」と少しでも思うなら避けた方がベターだと思います。
4.応募しても採用されない
当然ながら、webライターの仕事は応募すれば必ずもらえるものではありません。
具体的には?
わたしの例を挙げると、フリーランスになってから半年後が辛い時期でした。
それまでは、3~5つの案件に応募に対して1~2社とは契約に至っていたのですが、まったく受からない状態に…。
テストライティングで落ちたり、書類送付後に連絡がこなかったり…。
副業ならまだしも、フリーランスのリスクをあらためて実感した経験となりました。
乗り越えた方法は?
ひとまず、がむしゃらに受けるのを止めました。
「これまで受かっていたらからこの提案文のフォーマットで問題ないはず」という考えを改めて、再度見直すことに。
また、ひとつひとつの応募やテストライティングに対して、より時間をかけるようにしました。
今思うと、要因は甘えだったと思っています。
5.クライアントとのトラブル
webライターとして活動していると、クライアントとのトラブルが生じる可能性もあります。
具体的には?
わたしが実際に経験したのは「報酬未払い」です。
幸い金額自体がそこまで大きくなかったので、大きな痛手にはなりませんでしたが、これが10万円などであれば、大打撃。
(数万円でも辛いのには変わりありませんが…)
乗り越えた方法は?
結局、何度か連絡を入れたものの泣き寝入り状態です。
案件としては解決もしていませんが、精神的には「こんなこともある!勉強になった」と思うようにしました。
6.自己管理の甘さに悲しくなる
本業、副業関わらず、webライターは自己管理が求められます。
(他の業種でも同じかも)
具体的には?
例えば「今日は本業の後で3000字書く」と思っていても「ちょっと疲れたから~」などの理由をつけてしまうなど。
もちろん、納期は厳守していましたが、後々仕事がたまって大変になるなんてことも!
また「明日は6:00に起きて1本仕上げる!」なども同様です。
乗り越えた方法は?
わたしの場合はですが、フリーランスになってからの方が自己管理ができるようになりました。
副業と違い、生活がかかっているので自然と「やらねば!」という感覚に陥ります。
いわゆる「ちょっぴり追い込まれた状況」に身を置くことで(知らないうちに)解決しました。
7.仕事に追われて辛い
仕事があるのはとてもありがたいことですが、追われ過ぎると辛くなります…。
具体的には?
無理なスケジュールを組み過ぎたり、同じタイミングで仕事が入ったときに起こります。
(なぜか重なるときはすっごく重なる…)
期間限定であれば突っ切れますが、数ヶ月単位になると精神的にキツイ…。
とくに最初の頃は、自分がほどよく仕事ができるペースがわからなかったので後から「無茶しすぎた」と思うこともありました。
乗り越えた方法は?
まずは、自分のキャパ(心地よく仕事できる量)を把握して、調整するようにしました。
あとは、だいたい月にどのくらいの仕事がくるのかわかる継続案件をメインにすると解決します。
8.モチベーションが上がらない
モチベーション問題は、webライターに限らずあるあるかもしれません。
モチベーションがあるのとないのとでは、仕事の進み具合も大きく変わってきますよね。
具体的には?
シンプルに「やる気がでない」です。
「何もしたくない」「好きな仕事だけど今日は働きたくない」などなど。
当て嵌まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
乗り越えた方法は?
上手く伝わるかわかりませんが、モチベーションの有無に影響されないように気持ちを切り替えました。
「モチベーションがあってもなくてもどっちでもいい」というイメージです。
とくにフリーランスになってからは、生活費を稼ぐためにも「モチベーションないから仕事しない」なんて選択肢はないわけです。
なので、最初から「今日のモチベーションは?」と考えないようにしました。
とはいえ、モチベーションを上げて仕事をしたいタイミングもあります。
心が刺激されて「わたしも頑張る!」と思えるのでおすすめです。
気分を上げたいときにおすすめの映画をまとめたページはこちらです。
webライターはキツイだけじゃない!よかったことは?
ここまで辛いことやキツイと感じたことを書いてきましたが、もちろん良かったこともあります。
1.自分の力で仕事ができる
webライターのお仕事はアルバイトを募集しているところもありますが、基本的には業務委託契約のパターンが多いです。
となると、仕事をとるところから納品まですべて自分一人の力でなんとかすることになります。
どんな仕事をどのくらいの金額で、どのくらいの量とるのか?
そして、上手くいかないときは、もちろん自力で突破口を見つけなくてはいけません。
これが、思っていたよりも楽しかったです。
大袈裟に言うなら「自分のチカラで生活している感」
「え?大変そう」と思う方もいらっしゃるはずなので、単純に好みの問題だと思います。
「もっと自分の意志で仕事をしてみたい」と思う方へもwebライターはぴったりです。
2.自由な生活が手に入った
webライターの仕事をしていて一番良かったと思ったのは「自由な仕事が手に入った」ことです。
わたしにはとくにこれといった特技もないので、他に独立できそうな仕事は思いつきません。
プログラミングなどに比べても、誰でも始めやすいのがwebライターのメリットです。
また、書くことが好きなら「フリーランスは目指してないけど、ちょっとした副業がしたい」方へもおすすめです。
3.ブログ運営に活かせる
わたしはブログやアフィリエイトサイトの運営もしているのですが、そこでもwebライターをしながら学んだ知識が活きています。
とくに構成の作り方など、SEOに関する知識は本を読むよりも効率的に得られたのではないかと思います。
実践的に書きながら学べるので、頭に入るスピードがとても早かったです。
4.新しい発見がある
webライターの仕事をしていると、新しい発見を手に入れることができます。
例えば「このお酒、知らなかったけど飲んでみたいかも」「ロレックスの相場ってこのくらいなんだ」「ヘアアイロンってこうやって選ぶんだ」など。
日常生活で役立つ他、新たな趣味に繋がる可能性もある面もwebライターの魅力だと思います♪
5.好きなことでお金を稼げる
webライターの仕事がしている人は「書くことが好き」「リサーチが楽しい」方がほとんどのはず。
つまり「webライターをしている=好きなことでお金を稼げている」ということ。
webライターの大きなメリットのひとつだと思います。
「webライターは辛い」と感じないためには?
最後に、「webライターってしんどい」と思わないように意識したいポイントを3つご紹介します。
1.将来のイメージを明確にする
いくら好きなことであっても毎日、書く⇒納品、書く⇒納品の繰り返しが続くと「何のために……?」と思ってしまうことがありました
そんなときに役立ったのが、将来のイメージです。
そこから、いまするべきことを明らかにしていました。
「1日5時間だけの労働にしたい」⇒「文字単価を2円以上にしよう」
「ゆくゆくフリーランスになりたい」⇒「長く働ける案件を見つけよう」
「アフィリエイトでも売上を得たい」⇒「仕事量をコントロールしなきゃ」
例としては上記などです。
ただ、いきなり大きな目標を作ってしまうと、目的地までが遠すぎてモチベーションダウンに繋がってしまいます。
そのため、次の項目もご参考くださいませ。
2.短期的な目標を設定する
【1】で設定した将来像に向かうために、短期的な目標を設定しておくと着実に前へと進んでいる感を得られるのでおすすめです。
例えば、現状が1文字0.5円で、将来像が1文字3円の場合「まずは1字1円の案件をとる」。
将来的にはブログやアフィリエイトで収入を得たいなら「1週間以内にサイトを立ち上げる」などです。
少し頑張れば手の届く目標にすることがポイント!
また「いつまでに」を明確にすると良いでしょう。
3.SNSなどで人と比べない
SNSなどで同業者さんと繋がったり、インフルエンサーの方をフォローしていると、知らずのうちに人と比べてしまうことも…
性格にもよるのかもしれませんが、わたしはとくに落ち込み気味のときはSNSから離れるようにしています。
SNSは上手に活用すると情報収集に役立つので、普段から「程よい距離感を保とう」と心掛けています。
webライターは辛いときもあるけど楽しい♪
webライターは楽しいだけではありませんが、わたしにとって「やってて良かった」と思えるお仕事です。
もし「興味あるけどやってみようか迷ってるよ」という方がいらっしゃれば、ぜひ試していただきたいです!
webライターは副業で小さく始めることもできるので、まずは気軽にやってみましょう。
わたしもまだまだ勉強中の身ですが、今後も精進していきたいと思います。
Webライターを含め「副業をしようかな」とお考えの方は、以下の記事もおすすめです。
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