テレビで動画配信サービスの映像を楽しめるクロームキャスト。
価格はおよそ5,000円前後。
しかし、なかには3,000円以内で購入できる自称クロームキャストが存在しています。
今回は、クロームキャストの偽物を（母が）購入してしまった経験をもとに、偽物を掴まないための注意点を解説します。
目次
クロームキャストの偽物はどこで発売しているの？
クロームキャストの偽物や類似品がよく発売されているのは総合通販サイトです。
しかも、出品者はひとりではなく複数います…。
- Amazon
- Yahoo ショッピング
- 楽天市場 など
ためしに、Amazonの商品検索で「クロームキャスト」と検索してみると、ずらりと製品が並びます。
そのなかにある「ミラキャスト」。
商品タイトルに「クロームキャスト」と記載されてはいても、よく見ると本物ではない場合があるので要注意。
具体的には、中央にグーグルのロゴはなし、ブランド名のところにも「Google」ではない名称が入っています。
しかし、商品説明の欄を読んでいると何度も「クロームキャストは~」という文言が…。
もはや販売者も理解せずに出品しているのか、わざと騙そうとしているのか不明です。
（「詐欺だ」とは言い切れないので、そこが狙いなのかもしれませんが…）
また、楽天やYahooショッピングもチェックしてみたところ、同様の商品がありました。
特徴としては下記の通り。
| Amazon | レビューが良い |
|---|---|
| 楽天 | レビューが悪い（もしくはない） |
| Yahooショッピング | レビューが悪い（もしくはない） |
レビューの内容としては、「知らずに買った」系と「性能が悪い」系の2つが多い印象です。
やはり、勘違いして購入した方は母だけではありませんでした。
その理由は偽レビューっぽいものが横行していたから！
母がなぜこの店舗で購入したのか？
それはレビューが良かったからです。
しかし、知っている人も多いですがAmazonはサクラレビューだらけ…。
ここまで来たらと思い「サクラチェッカー」に該当商品を入力してみると、サクラ度80％以上の結果がでました。
かりに、製造元は偽物として流通させるつもりがないのだとしても、一部の人たちによって悪質販売がおこなわれていては「詐欺」と捉えられても仕方ないでしょう。
実際、わたしも「偽物を掴まされた」と感じました。
もしかしたら、販売元自体は、商品タイトルや説明に「クロームキャスト」の文字を入れて、検索画面に表示させることが目的なのかもしれません。
※↑落ち着いて考えるとこっちが濃厚？？
たしかに、ネットショッピングに慣れている人であれば「検索画面に出てきたけどこれは違う」と判別がつくでしょう。
ただ、うっかり購入してしまう人もいるはず。
と考えると、やっぱり別商品のキーワードに引っ掛けて検索表示するやり方がどうかと思うのです。
少し文章が荒れてきたので少し落ち着きます…。
クロームキャストの偽物って性能はいいの？
クロームキャストの偽物を購入している方のなかには、本物ではないとわかっている方もいらっしゃいます。
実際に使ってみてどうだったのか？
レビューをチェックしてみたところ、評判はよくありませんでした。
「Wifiにつながらない」
「テレビ画面に映らない」
「ぶつぶつ切れて使えない」
など。
実際にわたしも偽クロームキャストを使ってみましたが、Wifi接続がうまくできず断念。
ずばり、クロームキャストの偽物は製品としても良いとは言えません。
偽物に騙されないためには？
クロームキャストの偽物に騙されないためには、どうすれば良いのでしょうか？
- 総合ショッピングサイトは使わない
- 商品情報の画像やブランド名を確認する
- 安すぎる商品は怪しもう
意識しておきたい上記の3つについてご紹介します。
総合ショッピングサイトは使わない
確実なのは総合ネットショッピングサイトで購入しないこと！
とくにクロームキャストのように偽物が出回りやすいアイテムは、家電量販店の店舗で購入する方法をおすすめします。
もしくは、ヤマダ電機やヨドバシなど家電量販店の公式通販サイトやグーグルストアを利用しましょう。
Amazonでも「Primeマークがついていると安心でしょ？」と考える方もいるかもしれません。
しかし、Primeマークがある偽物商品も検索結果一覧に並んでいたので油断は禁物！
商品情報の画像やブランド名を確認する
どうしてもAmazonや楽天でクロームキャストを購入したい場合は、商品タイトルだけでなく、画像をしっかりと確認してください。
また、ブランド名が「google」以外の表記である場合、本物ではない可能性大！
レビューが良いからといって、信頼できるわけではありません。
総合ショッピングサイトにはサクラレビューがたくさんあることを覚えておきましょう。
安すぎる商品は怪しもう
クロームキャストに限らず「安すぎ＝怪しい」のだと、あらためて思いました。
偽物でも問題なく使えるならまだしも、完全に役に立たない商品を購入してしまいました。
商品相場を確認したうえで、異常に安くないかの確認は怠ってはいけません。
クロームキャストの偽物は返品できる？
結論からお伝えすると、偽物商品は返品依頼可能です。
しかし、出品者とやりとりをして受け付けてもらわないといけません。
（基本的にAmazonは直接関与なし）
クロームキャストの偽物は主に「Amazonマーケットプレイス」から発売されています。
※Amazonマーケットプレイスは簡単に説明すると、誰でも出品できるシステムのこと。
そのため、やりとりはAmazonではなく出品者とおこなうのだそう…。
もし、出品者が対応してくれないときは「Amazonマーケットプレイス保証」を適用できます。
Amazonマーケットプレイス保証が適用されると、Amazonが状況の調査をおこない、返金を促すなどの対応をしてくれます。
実際にレビューにも「返品した」との声があったのでお金が返ってくる可能性は高いです。
「もう関わりたくない」「住所も知られているしなんか怖い」というのが本音です。
また、価格が3000円以下だったので勉強代として支払っておくことにしました。
（もし数十万円くらいするなら、また違ってたかもしれません）
クロームキャストは偽物に要注意！
繰り返しになりますが、クロームキャストには偽物商品があります。
（正確には「クロームキャスト」の名前を利用して、出品しているとも言えます）
日頃からネットショッピングに慣れている方であればすぐに見抜けるのかもしれません。
悪質な出品者に引っかからないように、偽物が出回りがちなクロームキャストは、大手家電メーカーのサイトや実店舗で購入した方がベターです！
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